■ ID | 244 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 管理型最終処分場の廃止基準に関する考察(2) Study on the standards of discontinuance for the controlled landfill sites (2) |
■ 著者 | 長森正尚
埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 山田正人 国立環境研究所 石垣智基 国立環境研究所 井上雄三 国立環境研究所 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第14回廃棄物学会研究発表会、平成15年10月22日 |
■ 抄録・要旨 | 埋立終了後の産業廃棄物最終処分場において、廃止基準にかかる「埋立地ガス」を中心にガス抜き管及び埋立地表面等の調査を実施した。
ガス抜き管からはメタン及び二酸化炭素ガスの多量成分に加え、炭化水素類や揮発性有機化合物等の微量成分が多種類含まれていた。微量成分の濃度は蒸気圧による影響が大きかったが、採取地点により成分比が異っていた。また、ガス抜き管におけるガス採取の深度は、外気の混入を避けるため5m以下(φ15cmの場合)を推奨した。
さらに、地表面からのガス放出量は覆土の硬度や電気伝導度と密接な関係があった。他方、深度約3mまでの層内ガスはメタンと窒素が大部分であったことから、層内で発生した二酸化炭素ガスは間隙水中で捕捉されると推測できる。
発生ガスから安定化を診断するためには、モニタリング方法の詳細化に加え、簡易法や連続測定が必要である。 |
■ キーワード | 埋立地の廃止基準、埋立地ガス、ガス組成、メタン、層内ガス |
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